03 8月 2014

11日目 パリからイギリスへ

レンタカーを返し、搭乗手続きを終えパスポートコントロールへ。

パスポートコントロールに時間が掛かりました。

早目に空港に着いていて良かったです。


シャルル・ド・ゴール空港はターミナルが広い上に歩く距離が長く、

行く方面によっては途中モノレールを使っての移動となるので

時間には余裕をもって移動しないといけません。

途中軽い夕食を挟みゲートへ向かいます。

待合にある椅子、スタイリッシュ、だけど機能性が良くなさそう…

チケットはエールフランスで購入していたのですが、運航はflybe(LCC系航空会社)。

ドリンクサービスの有無はその航空券で違ってきます。

エールフランスの航空券を持っている人はドリンクサービスは無料。

以前自分達がLCCの時、サービスを受けられなくて寂しい思いをしたのですが

今回はちょっと嬉しい感じです。

座席のポケットに入っているメニュー表の値段を見ると頼む気にはなりませんが…


予定だとフライト時間は1時間25分なのですが、離陸が遅れたため

マンチェスターへも遅れての到着でした。

さらに入国するのに時間が掛かりました。

時間は10時過ぎ、予約していたレンタカー会社が閉店し誰もいません。


嫌な予感。

主人が緊急連絡先に色々あたりましたが今日はどうにもならない…という事で

諦めてキャブでホテルに向かいました。


家族一緒だからまだいいものの、一人でこういう思いはしたくないですね。


イギリスのキャブは広いもので、4人と大きなスーツケース4個全て入りました。

チップ込みで片道25ポンド。

レンタカーを借りる際は営業時間にも余裕をもって借りないといけません。


ホテルはマンチェスター空港から近い町Altrinchamにあるトラベロッジです。

シングルベッド4つのファミリールーム
イギリスはコーヒーとティーのセットはだいたいあります


新しいビジネスホテルでしかもリーズナブル。

素泊まりで3泊(4人)で79ポンドというお値段は魅力的です。

(2014.08 1£=173円換算)

宿泊客は夜間は無料で駐車出来ます。

Stamford New Rd, Cheshire, Altrincham WA14 1DQ

11日目 8日間のレンタカーの終わり

プロヴァンから、レンタカー返却の場所、シャルル・ド・ゴール空港へ。

久々のドライブ旅行、自分なりに毎日観光地を検索し、精力的に周り、

満足のいくものとなりました。

パリ北駅からスタートし、CDG空港のゴール地点までの8日間、

毎日ハンドルを握り続けました。


走行距離を計算すると1800km、自分としてはすごい走った!と思っているのですが、

1日あたりだと225km。ムムム、それほどでもないか?!

ただ、車好きでもない私がここまでノリ乗りにしてくれたのはこの車のお蔭。

事故に遭う事もなく、沢山の観光地を巡り、私の中では達成感でいっぱいでした。


この車のナンバーがイタリアのものだったので、行く先々で

「イタリアから来たの?」とか、

「Do you speak Italian?」、「Parla Iitaliano?」と声を掛けられました。

見るからにアジア人の私にそう声を掛けてくるのに不思議な感じがしました。

日本と比べると、フランスやベルギーは外国人が多く、慣れているのでしょうか。

  【TripAdvisor】

ご参考までに、

今回7/27-8/3間のレンタカーで給油した合計金額が156.48€となります。

11日目 中世市場都市 プロヴァン Provins

バルビゾンから世界遺産に登録された中世都市プロヴァン Provinsへ向かいました。


シャンパーニュ地方の商業の中心地として繁栄したのが12~13世紀。

複数の街道が交わる交通の要所にあったプロヴァンでは、

年に2回の「シャンパーニュの大市」が開かれていました。

14世紀以降衰退し、時が止まったかのような雰囲気で保存されています。


町の中へは一般の車は進入できないので、手前の駐車場、もしくは

ストリートパーキングの場所を見付けて停め、旧市街へ向かいます。


最初にインフォメーションセンターに立ち寄り地図をもらいました。

城壁をくぐって町へ。中世の町は高台にあります。

プロヴァンの城壁の高さは25m以上あるそうで、12m~20mおきに、

円、四角、多角形と、様々な形状の塔が据えられています。

 

13世紀当時、城壁の長さは5kmにも及んでいたそうですが、

現在残っているのはその一部の1.2km。


城壁に登ると旧市街を見下ろせます。


木組みの家が並びます。



石畳の歩道、石の壁、趣があります。

シャテル広場の中央にある十字架と12世紀から使われていたという井戸
お店の前に置かれた飾りがおしゃれ
飾りに使われているのは造花のバラですが、この町はバラの町としても有名。

バラを使った製菓業の中心で、バラの花びらのジャム、シロップや蜂蜜、

美容クリーム、石鹸など、この町ならではのお土産物を見掛けます。


この辺りに来た頃、前にもこの町に来たのを思い出し始めました。

正面に見えてくるセザール塔に家族で登った時の事、駐車の事…

以前は一般車の進入の車規制は今回ほど厳しくありませんでした。

町のシンボル、セザール塔 Cour Cesar
塔の上に登ることも出来ますが、前に来た記憶がよみがえってきたのと

雨が降りそうな雲の気配で今回は入りませんでした。

サン・キリアス参事会聖堂 La Collégiale Saint-Quiriace

シャテル広場 La Place du Châtel

旧市街の中心にある広場周辺には、土産物店やレストランが並んでいます。

毎年6月に開かれる中世祭、この期間は中世の衣装を身にまとった人が多く

本当に中世にタイムスリップしたような気分が体感出来そう。

2015年は6月13、14日開催です。

Les Medievales de Provins 2015

【TripAdvisor】

11日目 ガソリン給油

前の記事にも書きましたが、ガソリンスタンドはセルフサービスです。

こちらのスタンドはハイオクがexcellium Sans Plombとなっていました。

3種類あるのが一般的
給油口を開けて外に出ます
私の車はディーゼルなのでこちらのノズルを持ち上げて給油開始
 

この車を使うのも残りわずかなのですが、ガス欠になっても困るので、給油。

車が大き目だけにかなり入ります。74.3€、10,000円位です。

こちらのメーターの下の数字「8」を支払い時に告げます。

今日でフランスに来て11日目、挨拶や簡単な数字はフランス語で伝えれると

店員さんの笑顔も違うような気がします。

11日目 バルビゾン Barbizon ミレーのアトリエ

最初に向かったのはバルビゾン。

小さな村のメインストリートは片側通行。

 

駐車スペースが見付からず、1周回って離れた場所に駐車しました。

 
その日が日曜日。親戚や友達が集まりレストランで食事をしている様子。

楽しげな笑い声が聞こえてきます。

お天気も、気温もちょうどよく、心から笑えそうな雰囲気があります。

こちらがミレーのアトリエ
 

 

お昼休みをはさみ14時から開いているはずが開いていない!?

入り口のブザーを押しても反応なし。

え!臨時休業?!と思って諦めて帰ろうとしていると

スタッフがやって来て鍵を開けてくれました。

待っていて良かった~。日本でこういう事は余りないでしょうね。

裏庭を覗き見る
モネの家の見学では家の内部から生活感を感じ、

庭を見てそこからインスピレーションを得たんだろうというのは掴めましたが

画家活動の作業所的な雰囲気を余り感じませんでした。

その点ミレーのアトリエはミレーが自身で使っていたパレットが保存されていたり、

デッサンをしたスケッチも見ることが出来て近く感じることが出来ました。

 

アトリエ内は撮影禁止。防犯カメラで写した画像がモニターに写し出されています。